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会社概要

絆屋 株式会社


代表者

代表取締役社長 吉木 伸彦



所在地 〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町15-3


TEL 03-6206-2570


FAX 03-6661-7034


創立年月日 平成25年1月11日


事業内容 ●洋傘の製造、販売
●国産洋傘造りの伝統の継承
●若手傘張り職人の育成




取引金融機関 りそな銀行秋葉原支店




会社沿革

国産傘専門のネットおよび直販店として2011年3月に開店した絆傘処は、それまでの伝統の名傘のみならず、新しいデザインを取り込んだ国産洋傘の開発を行い、様々なメディアにも取り上げら、国産傘の良さを紹介してまいりました。そして品質の良い国産傘への強い市場ニーズ、励ましを受けまして、2013年1月に(株)絆傘処として独立いたしました。


傘作りのパートナーの募集

傘作りに興味のある方は03(6206)2570までご連絡ください。


名前の由来

絆傘処は「ばんかところ」と読みます。「絆」はきずな、つながり、「傘」は文字通り傘、「処」は場所の意味です。つまり絆傘処は傘のきずなの場所です。この名前の由来は「日本の手作り傘の文化とその生業を残して継続して行こう、その場所を作ろう。」という考えから来ています。その為にお店には絆傘処オリジナルのみならず、その他の傘屋さんの傘も扱っています。そしてお店には工房があり、傘職人さん達が傘作りについて語れる場所になっています。

お店の紹介

中央区日本橋大伝馬町15-3にございます。

営業時間: 月曜〜金曜日(土日祭日休) 10時〜18時

電話番号: 03(6206)2570

土曜日または営業時間外にご来店されたい方は事前にお電話いただくか

shopmaster@bankatokoro.jp

までメールにてご連絡ください。

ご来店案内とアクセスマップ

絆傘処(ばんかところ)は日本の職人が一本一本手作りした傘を集めた国産洋傘の専門店です。インターネットでも日本橋大伝馬町の店舗でも販売しています。平日は月〜金曜日10:00〜18:00すぎまで営業しています。土曜日は随時おりますが、ご来店時にはお電話下さい。


営業日カレンダー


所要にて不在する場合が御座いますのでご来店の際にはお電話頂けますと確実です。不在の場合も転送されますのでご安心ください。 電話番号:03−6206−2570

週末にご来店をご希望の方は、こちらよりご予約下さい。


住所: 〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町15−3

地図


絆傘処へのご案内:

JR総武快速線馬喰町駅から

JR馬喰町駅の地下1階にある西改札を出て地下道を右方向(都営新宿線馬喰横山駅方面または馬喰町交差点方面)へ進みますと左手に馬喰横山改札への連絡通路、右手にコンビニ(NEWDAYS)がありますが、直進し左手の階段(出入口1)を上りますと、地上に出ます。目の前の道路が江戸通りで正面にはミニストップが見えます。江戸通りに沿って左方向へ歩道を進みますと、馬喰町のバス停があり、左にはマルマンストアがございます。そのまま直進すると鞍掛橋の交差点が見えますのでそのまま横断歩道をまっすぐ渡り、左手に花壇がありますので、そこを左折、左に京都きもの友禅のビルと右にカフェパリドール道を進み30メートル程歩くと絆傘処です。


都営新宿線馬喰横山駅から

都営新宿線馬喰横山駅の地下改札を出たら、地下道をJR馬喰町駅方面の連絡通路を進みます。通路の突き当りにコンビニ(NEWDAYS)があれば左折し左手の階段を上れば地上に出ます。目の前の道路が江戸通りで正面にはミニストップが見えます。江戸通りに沿って左方向へ歩道を進みますと、馬喰町のバス停があり、左にはマルマンストアがございます。そのまま直進すると鞍掛橋の交差点が見えますのでそのまま横断歩道をまっすぐ渡り、左手に花壇がありますので、そこを左折、左に京都きもの友禅のビルと右にカフェパリドール道を進み30メートル程歩くと絆傘処です。


東京メトロ日比谷線小伝馬町駅から

日比谷線小伝馬町駅の改札からは1番または3番の出口にて地上に出て、目の前の江戸通りを浅草橋方面(江戸通りを左手みて)に進み、赤いJCBの先へ4分ほど歩くと鞍掛橋の交差点がありますので、京都きもの友禅のビルと花壇がある角を右手に曲がりますと、左手に絆傘処のオレンジ色の看板が見えます。




より大きな地図で 絆傘処の在処 を表示

傘の絆

点字生活情報誌「ライト&ライフ」6月号にて紹介されました。

こちらは編集長の田辺さんに活字版の記事をご提供いただきました。

著作権がございますので、無断の転用はお断りします。

■お気に入りに追加 600号スペシャル     
傘の絆
 今年も日本列島は、南から梅雨に突入しています。傘を手放せない日が増えます。雨の日に外出すれば、出先で傘立てに傘を挿すのは自然の成り行きです。私を含めて視覚障害者は、同じような傘がたくさんある中から、自分の傘を見つけ出す苦労を少なからず経験しているのではないでしょうか。おそらく、皆さん、自分なりの工夫、生活の知恵で何かしら実践していらっしゃることでしょう。傘の業界では傘の柄のことを手元といいますが、すぐに思い付く対策は、手元に紐やゴムを巻き付けたり、目印になるものを貼り付けたりすること。コンビニなどで販売されている1本数百円のビニール傘は、使い捨て感覚で使えてとても便利です。しかし、ビニール傘の氾濫は、手元の没個性化に拍車をかけています。
 さて、私の対策はというと、手元に特徴のある個性的な傘を大事に使い続けることです。愛用の長傘の手元は木製で、木の枝の瘤を模したごつごつとしたもの。愛用の折り畳み傘の手元は木製の滑らかな円柱で、その一部分を縦にすぱっと切り落としたような形状です。私〈ワタクシ〉は荒っぽい歩き方をするもので、傘を電柱などの障害物によくぶつけます。長傘は3回骨を直していますが、一旦付いた骨の癖は元に戻るわけもなく、限界に近付いていました。そして、昨年9月、不用意な取り扱いで折り畳み傘の骨を1本折ってしまったのです。修理して使い続けられるなら使い続けたい、修理してくれる店があるにはあるのですが、部品が無いのです。捨てるに捨てられず、長傘も折り畳み傘もしばらく放っておきました。
 昨年12月3日、いつもの土曜日の夜と同じように、テレビ東京の「出没!アド街ック天国」をみていました。そのときに出没した街は東京都中央区東日本橋、衣料を始めとする問屋が集まる問屋街として繁栄してきました。番組はいつも30位から1位までランキングを発表していくスタイルですが、その中で気になる店がありました。確かナレーションはこうでした。「24位絆傘処〈バンカトコロ〉。傘の卸問屋・小宮商店のショールーム。1,000本を超えるラインナップ。デザインも豊富で、縫い目のない1枚生地のものやデニム素材などあらゆる世代のニーズに応える個性的な傘を取り揃えています。また、持ち手の『手元』や『骨』など各パーツをチョイスして自分好みの1本も作れます。」この店なら傘を修理してもらえるのではないか、部品をもっているかもしれない、瞬時にそのような期待が膨らみました。
 今年の2月16日木曜日、会社帰りに修理してもらいたい傘2本を持ってついに訪問することにしました。最寄り駅は、都営地下鉄新宿線の馬喰横山〈バクロヨコヤマ〉駅かJR総武快速線の馬喰町〈バクロチョウ〉駅です。なお、都営地下鉄浅草線の東日本橋駅も含めて、3駅は地下連絡通路で繋がっています。A1出口から出た場合は左手に進み、A3出口から出た場合は右手に進み、2本目の路地を入って私の足で90歩歩いた右側の建物の1階、目印はオレンジ色の屋根です。応対してくださったのは、店長の本橋篤〈アツシ〉さんでした。2本とも直して使いたいこと、とにかく手元を生かしたいことを伝えました。まず、傘を見てもらったうえで、それらに合う部品を捜してもらいました。2本とも中棒と骨が一体となった新しい部品に交換、期間は2週間、代金は長傘が4,200円、折り畳み傘が2,100円という見立てでした。帰り際に、「自分の傘の手元を触って識別できることは視覚障害者にとって大切です」と話すと、樫の木や桜の木を使って職人が仕上げた個性的な手元を触らせてくださいました。このとき、家にある別の傘の手元交換という新たな欲望が芽生えたのでした。
 1週間も経たない2月22日水曜日の昼休み、本橋さんから電話があり、2本ともできあがったという報せでした。早かったなと思うと同時に、「今日、伺います」と答えていました。既に職場には手元交換をしたい傘を置いてあったので、それを持っていきました。2本とも骨が見つかったのでそれぞれ骨1本だけの交換、見立てより安く済みました。交換する手元は、いくつか触らせてもらった中から、木製で縦に筋が入っていてしかも手元の曲がったところに犬の顔を彫ってあるものに決定!いや、お気に入りの手元の傘を差せるとなると、憂鬱な雨の日でも多少なりともウキウキとしてくるから不思議。自分だけの傘が与えてくれる心の豊かさでしょうか。
 絆傘処は、昨年4月にオープンした手作り洋傘のセレクトショップです。漢字で「絆、傘、処」と書きます。店名は、日本の手作り傘の文化とその生業〈ナリワイ〉を継続していきたい、その場所を提供したいという志に由来します。ですから、店では小宮商店のみならず他のメーカーの傘も取り扱っています。そして、店には工房があり、傘職人たちが傘作りについて語れる場所にもなっています。
 本橋さんに傘作りについてお話を伺いました。「以前は町々に傘屋があって、傘を修理して使うという文化がありました。バブルが弾けた辺りから安い傘が入ってきて、日本の傘作り、修理して使うという文化が廃れていきました。今や日本の傘の99%以上は外国製、そのほとんどが中国製です」というのです。傘の需要が減ってくると、部材の調達も難しくなってきます。例えば、骨を骨屋に注文するのに、1ロットは1,200本。それだけの数傘を作っても、傘が捌けないのです。傘屋は、長年縄張り意識をもって仕事をしてきました。ところが、市場が縮小し、同業者も減ってきたことで、傘屋同士手を組んでいかないとやっていけないという機運が生まれてきました。現在、小宮商店を含めた都内4社が、協力関係を築いています。
 傘作りの工程はおよそ次の通りです。(1)生地の裁断。コマ型を当ててコマ取りをします。コマとは、傘の骨1本から次の1本までの部分の生地です。(2)コマ縫い。骨の数だけコマができたら、ミシンで縫い合わせていきます。縫い合わせたものを傘のカバーといいます。(3)露先〈ツユサキ〉付け。骨に取り付けるための露先をカバーに縫い付けます。(4)ネーム付け。胴ネームを縫い付けます。胴ネームとは、傘を畳んだときに巻いてとめる紐です。(5)中綴じ。できあがったカバーを骨に縫い付けます。(6)仕上げ。傘が張れたら、スチームをかけて生地の皺を伸ばします。ここまでの工程は、傘張り職人の担当です。傘張り職人は大抵夫婦で仕事をしていて、傘屋から仕事を請け負います。現在、傘張り職人の高齢化が進んでいて、ここでも後継者の問題が重くのしかかっています。
 傘張り職人が仕上げた傘は、傘屋で最後に手元を取り付けます。手元は中棒の太さや骨の数によって決まってきますが、絆傘処では手元を選ぶことができます。(1)レザーの手元。トカゲの皮とヘビの皮の2種類があります。縫い目の無い手元は見た目もすっきりと美しく、1本1本独自の肌感〈ハダカン〉と色目を楽しめる1点ものです。(2)屋久杉の手元。屋久島の歴史と屋久杉の魂が宿る土埋木〈ドマイボク〉を使った手元です。土埋木とは、江戸時代に伐採されたりあるいは台風などで倒れて山中に埋もれて、今日にいたった木です。(3)天然木の手元。広島の杓文字〈シャモジ〉職人が、榧〈カヤ〉、欅〈ケヤキ〉、栗などの天然木を彫り上げました。
 絆傘処は、傘の修理も常時受け付けています。修理の依頼は特に台風などのあとに殺到するそうです。デパートを通じて受けることもあれば、個人客がホームページを見て問い合わせてくることもあります。修理の9割は骨にかかわるもの。同じ骨が見つかれば交換、見つからない場合は金具を当てて繋いで直します。ヨーロッパで買ってきた有名ブランドの傘を修理したこともあるといいます。エルメスの傘が雨漏りするからと修理を依頼され、耐水性のある生地に張り替えました。ヨーロッパと日本では気候が違うため、雨や風の質も異なります。英国紳士のトレードマークは山高帽に蝙蝠傘〈コウモリガサ〉、フォックス・アンブレラ社のスマートな傘にロンドンの霧雨は似合いますが、この傘で日本の風雨は凌げません。本橋さんは、「修理して傘を使い続けたいというお客様には喜んでいただいております。日本の手作りの傘のよさも是非理解してもらいたい。そして、日本の物作りの技術と伝統を途絶えさせることなく、継続していかないといけない」と熱く語るのでした。
 営業時間は、月曜日から金曜日の10時〜18時。お問い合わせは、絆傘処(03-6206-2570)へ。 
                    (夢酒タナベ)

(『ライト&ライフ』2012年6月1日号に掲載。
発行: 東京ヘレン・ケラー協会点字出版所)